最近イオンで良く見かけるパンガシウスって何？？？
スーパーの鮮魚コーナーにある白身魚の定番といえば、
タラ、カラスカレイ、赤魚等、海外魚が定番になっていますが、
最近イオンに行くと良く見かける、パンガシウス。
フィーレや切り身になっているので、どんな魚は全くわからず。
見た目は白身ですごく美味しそうですが、
実際はどんな魚なのか気になりますよね。。。
これがパンガシウス！！！！
見た目はこんな感じです！
東洋冷蔵株式会社（http://www.toyoreizo.com/work/story_17.php）
えっっ？？ナマズじゃないか！と思われた方が正解です。
バサという名前で販売されたりもしていますが、
パンガシウスが大きいくくりになっており、
ナマズ目パンガシウス科に属するバサという魚です。
産地
東南アジア原産の淡水魚
メコン川やチャオプラヤ川流域が原産です。
生態
餌は植物を食べる草食系です。
愛らしい顔をしているので、そこまで獰猛な感じはしませんね。
国内で販売されているものは、そこまで大きな印象は受けませんが、
１メートル超えるくらいまで成長するものもいます。
消費について
東南アジアのベトナムやカンボジアでは重要な食用魚です。
ベトナムでは大規模養殖が盛んに行われており、輸出も盛んで
日本でも良くお目にかかれるということですね。
白身で脂があり、日本人も好みやすい美味しい白身魚という事、
また、値段もお手頃なので、これからますます輸入が増えていくのではない
でしょうか？？？
まあ、原体を知れば手に取りずらいですが、
原型がまったくわからない状況ですと、気にせず食べれそうです。。
実際に食べてみる
実際にスーパーに行ってみると品揃えがすごいです。
○パンガシウスのフライ・ムニエル用（フィーレの状態）
○白身魚のカツ
○白身魚ベジタブルバジルソース
○白身魚の香味野菜ミックス
○白身魚のマヨパン粉ソテー
○白身魚のふっくら蒲焼→鰻の蒲焼みたいな見た目
実際にバジルソースを焼いて食べてみました。
身は脂があり、焼いてもふっくらと仕上がり
日本人でも美味しく食べれる味です。
味が付いている分、そこまで気になりませんが、
淡水魚独特というか、若干の臭みがあります。
ただ、そのまま塩焼きで食べ無い限りは問題なく食べれるレベルです！
味がついている商品名は白身魚として販売していますが、
トップバリューのステッカーに、パンガシウスの記載があります。
パンガシウス養殖の餌の供給から加工まで、トップバリューで管理している
ということですね。
日本の白身魚需要
以前から、量販店には赤魚やカラスガレイなど、
海外産の冷凍魚が販売されていました。
数十年前は、魚を食べる文化がある日本が一番の消費国だったので
国内で脂があり、安く買える白身魚だったのですが、、、、
今ではかなり、魚食の世界事情が変わっており
アメリカ、中国、など、人口が多い国の魚食が増えてきており、
その分、買い付けの際もバッティングするので、昔より安く買えなくなって
きています。
そこで出てきたのが、パンガシウス！
安くて脂もあり、食べて美味しい！
しかも、外国産でありながら、イオンという日本の大手企業が養殖に
携わっているので、安心して食べれるというメリットもあります。
ただ、日本にも昔からの流れで利用されていない
白身魚がまだまだあると思います。
タイやヒラメと比べると味が劣るという理由で食べられなかった魚って
スーパーでは見かけ無いだけけで結構いますよ。
特に皆さんが良くご存知のボラとか！！！！
川に泳いでいる魚はさすがに臭くて食べれませんが、
沖にいるボラは絶品です。
食べてみればわかりますが、やはりイメージの払拭は必須ですね。
企業努力でなんとか美味しく食べれる方法はありませんかね？？
高級食であるカラスミの原料はボラの卵です。
卵の価値が非常に高いけど、本体は安いなんて変な話ですよね・・？
パンガシウスではないですが、
やはり味付けやフライにして食べてみると、
何の魚かわからずに美味しく食べれますよ！
魚屋さんで見つけたらぜひ試してみてください！
安くて美味しい魚とは以外と身近にあるものですから。
話がそれてしまいましたが、
パンガシウスとは、海外産のナマズでした。
今晩のおかずにいかがですか？
フライパンで焼くだけで美味しくいただけますよ〜！
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